大安心の保証体制
引渡し完成保証
お客様の安心の為、万が一、住宅建設途中に工務店が倒産した場合などに、住宅の完成までを保証する制度です。
工務店が『もしも』のとき、引き継ぎ工務店の選定・移行、追加費用の負担を行い、『住宅を完成させることを目的とする』、「役務保証」が基本となります。
引渡完成保証をつけておけば、完成が保証されますが、保証の仕方には「お金での保証」または建物完成を約束する「役務保証」があります。
お金をもらったとしても、その後の工事再開の手配をお客様でやることは大変です。あとを引き継ぐ工務店が見つからなかったり、それによって建物完成までの予算が不足してしまう恐れがあります。
「役務保証」であれば、引継ぎの工務店をお探しし、建物を完成させてお客様へお引渡しまでを保証させていただきます。当社が加入する「引渡完成保証」は「役務保証」です。
地盤保証
地盤調査とは、建築物の着工に先立ち、お客様の土地を地質学的・土質工学的に調べることです。
地盤が建築物を安全に支持できるか、支持するためにはどの程度の不同沈下が予想されるのか、また、支持できない場合は安全に支持するための方法を、技術的に調べることを目的として調査します。
調査方法には、ボーリング、サウンディング、サンプリング、土質試験などがあります。住宅の地盤調査では、先端がスクリュー状になった棒を回転貫入させるスウェーデン式サウンディング方式が一般的です。
今までは、右図のように人の手でしていましたが、最近では機械を使い、より正確になってきています。地盤調査をすることにより、軟弱地盤であることが判明したら、地盤が安全に建物を支持できるように地盤改良を行います。
Q. スウェーデン式サウンディング方式って??
A. スクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に、荷重を1kN(100kg)まで加え、どれだけ地中に貫入するかを測ります。貫入が止まった後、ハンドルに回転を加えてさらに地中にねじ込み、25cmねじ込むのに必要な回転数をもとに、地盤の強度を測定します。
住宅瑕疵担保責任
2009年に全面施行された、住宅瑕疵担保履行法。
住宅取得者保護のため、新築住宅を供給する建設業者、または宅地建物取引業者には、資力確保措置として保険加入や保証金供託が義務づけられます。
新築住宅の『構造耐力上主要な部分』と 『雨水の浸入を防止する部分』に欠陥があった場合に、それを修繕するための資金力の確保を、住宅会社に求めています。
資力確保の手段の一つが、瑕疵担保責任保険への加入です。
万全の検査体制 1. 地盤調査
瑕疵を防ぐには、まず足元をしっかりさせる事が大切です。
地盤に適した基礎を造るために、最初に全ての現場で地盤調査を行います。家を建てた後に家が傾いたなどの重大な問題が発生しないように、専門の検査員により、隅々までチェックし、お客様に報告します。
万全の検査体制 2. 配筋検査
建物をしっかり支える為に必要な足元の基礎。それほど大切なものにも関わらず施工精度・品質にバラつきが出やすく、均質な施工が難しいのが実態です。
コンクリートで固めると見えなくなる鉄筋の太さや配置が、図面通りに組まれているか、 国土交通省認定JIOの検査員がきちんとチェックします。
万全の検査体制 3. 構造検査
もっとも重要な主要構造体の検査は、JIO専属の「主任検査員」という一級建築士が厳しい目でチェックします。
家を支える柱の大きさや位置は図面通りか? 横揺れを防ぐ筋交いは図面通りに配置され、適正に取り付けられているか? 木材の水分は25%以下になっているか? など、一般の方が見極めることのできない、細かな部分までしっかり検査します。
万全の検査体制 4. 完了検査
工事がひととおり終わると、最終チェックとして完了検査を行います。
具体的には、換気・給気は充分か? シックハウス対策は適正にできているか? 間取りや階段の位置など図面通りにできているか? などを確認します。
この完了検査に無事合格するとJIOから保証書が発行され、長期に渡っての「安心の住まい」を約束されます